河口湖の富士レークホテル（露天風呂付客室）に泊まる

河口湖の眺望がばっちりな露天風呂に泊まりたい

横浜に住む病気の母が、こちらに来て温泉宿に泊まりたいということで、

老舗の河口湖にある「富士レークホテル」を予約してみました。

母と祖母、そして兄２人の計４人です。病気の母を連れての旅行なので、快適でおいしい食べ物、そして良いお風呂と眺めが条件です。

「河口湖温泉　湖山亭うぶや」や「富士河口湖温泉　若草の宿　丸栄」なども候補にありましたが、ネットの紹介をいろいろ見たところ、母は「富士レークホテル」が気にいったようです。

宿泊したタイプは「河口湖眺望露天風呂付客室コンフォート（和洋室）」で食事付でした。夜は私たち夫婦も同席して夕食をいただきたい旨を相談したところ、快諾してもらい、夕食は大きなダイニングテーブルのある個室が用意されていました。

コンフォートという名の通り、和室の６帖と洋室の６帖の広々したお部屋で、和室には布団を２組、洋室にはベッドが２台置いてありました。畳の上に布団を敷いて寝るのが好きな母が、もし日中に具合が悪くなった場合、すぐベッドでごろりとできるところがとても気に入っていました。部屋の中には河口湖温泉引湯のヒノキの露店風呂があり、眺めがとっても良かったです。タオルなども宿泊人数＋２組置いてあり、もしかすると、遊びに来ると伝えていた私たちの分だったのかもしれません。もしそうだったら嬉しいホスピタリティですね。
もちろん眺めは評判通りで、部屋から河口湖が一望できました！
今回の宿泊は気候の良い５月下旬でしたが、冬場には床暖房も入るらしく、もちろん窓も２重でした。母の希望で今回はコンフォートの和洋室を選びましたが、他にも富士レークホテルにはバリアフリールームという障害を持った方に優しい部屋があります。もし母が車椅子でホテルに滞在となるようだったらこちらを利用していたと思います。
その部屋はフラットな（段差のない）部屋で、トイレや風呂にもきっちりと手すりが設置されています。また、車椅子でも快適なように、テーブルや洗面台も車椅子で直接行けるような高さを設定してくれているのです。

さてさて、私たち夫婦プラス娘もちゃっかり同席しての夕飯は、個室でいただく富士和洋懐石でした。
食前酒から始まり、先付、前菜、酢の物、お造り、進肴、スープ、煮物、ステーキ、洋皿などなどのフル懐石で見た目もうっとり味もとても良かったです。特に楽しみにしていたのは、富士レークホテル伝統の富士高原野菜シチューで、濃厚なブラウンシチューを楽しむことができました。娘はまだ８ヶ月の赤ちゃんなので、スープのビシソワーズだけ、美味しくいただきました。