[山梨]産後ケアセンター滞在記1泊目

山梨赤十字病院から退院したのが11時ごろ。その日に入所する健康科学大学産前産後ケアセンターママの里のチェックインは15〜16時とのことだったので、ひとまず家に帰り昼食をいただくことに。

5日間の出産入院の間、長女と二人で生活してくれていたパパさん。もちろん家の中はぐちゃぐちゃ。全力で長女と遊んでくれていたことがわかる、床に散らかるおもちゃや絵本たち。退院日に合わせて掃除機がけはしてくれていたようです。感謝感謝!

さらにとても感動したのが、面倒くさがり屋のパパさんが長女と餃子を作っていてくれたこと!!

子供には何でもやらせてみる我が家。「やりたい!」とせがまれたら、台所も庭仕事もできる範囲で手伝ってもらいます。台所だと、玉ねぎの皮むきや、卵を割る、素材を混ぜる、米やドッグフードを計量する…。というのが今の長女のお手伝い項目。その中で、長女が大好きなのが「餃子作り」。

素材をこねる・皮で包む・焼くのを見る・熱々をふーふー言いながら食べる

この4工程がたまらないらしく、おままごとでもエア餃子作りをしています(笑)

長女が好きだからと、餃子作りの工程とレシピを覚えてくれたパパさん。面倒くさがりなのに…。長女との料理は時間もかかるし、片付けもひと苦労…。本当に感謝です。

そんな愛情たっぷりの餃子をたらふくいただいて、家で一度授乳をして、産前産後ケアセンターへ向かいました。

産前産後ケアセンターに滞在したかった理由はこちらから

着いて、授乳やメンタルなどのカウンセリングを受けた後、パパや娘とバイバイをして、いざ滞在です!私は5泊させてもらいました。こちら産前産後ケアセンターは助産師さんが24時間体制でいてくれる施設です。1泊目は私含め3人のママさんが滞在していて、助産師さんは2人いてくれました。

まず、驚いたのが、料理…。

18時頃「ご飯の支度ができました」の助産師さんから声を掛けていただき、食堂へ向かうと。

完全に旅館のお料理でした(笑)当然、おっぱいが詰まらないようなあっさりした産褥食が出るものと思っていた私はびっくり!! 他のママさんも同じく驚いていました。

カニすきと茹でがにと、エビと野菜の天ぷらと湯葉のお吸い物と、豚の角煮と、巨峰と…。

ご飯もおひつでど〜んと置いてありました。 そして、美味しい…。

聞いてみたところ、近くの旅館「石庭」のお料理を出しているそうで、なるほどのお味です。

助産師さんが常駐してくれるからなのでしょうか?(笑) 「お食事は楽しく・美味しくないとね〜」とニコニコ答えてくれる助産師さん。確かに滞在中毎日おっぱいケアをしてくださっていたので、詰まる前に対処してくれるのではないでしょうか。

(実際5泊して、ずーっとこんな感じのお食事が3食ありましたが、詰まったというトラブルは私も他のママさんからも聞きませんでした)

もし、食事中に赤ちゃんが泣いていても、基本呼び出されません。食事中は助産師さんがみてくれているのです。入浴中や就寝中などもお願いすれば助産師さんがオムツ・寝かしつけなどはしてくれます。私は「経産婦だし沐浴もやっとこか?」と沐浴もお世話になっていました。そのおかげで、滞在中は睡眠の時間が取れ、身体が休まったのでした。

産前産後ケアセンターは石和駅近くにあるだけ、お風呂も石和の温泉だそうです。

私は産褥すぐなので湯船に浸かることはできずシャワーですが、お風呂に入る旨を告げると、その都度、助産師さんが湯船に温泉を張って浴室を温めていてくれたり、フットバスに温泉を貯めて、足湯をして椅子に座りながらシャワーをすることができました。少し黄味がかった色の温泉でした。パウダールームも広く、各部屋で1枚のバスマットを支給されるなどもあったりで、ただのシャワーですが、清潔で気持ちのよい時間がすごせました。

長女と一緒だと、ひたすら時間との勝負のお風呂タイムなので、一人っきりのこちらでは、髪をトリートメントしたり、マッサージクリームを入念に塗ったりするなど、自分のケアの時間を久々に楽しむことができました。

午後3時から滞在して次女はほぼ3時間おきに授乳と搾乳をしました。まずは体を休めたいよね?との助産師さんのおすすめで、次女は基本助産師さんのところにいて、授乳の時間だとお知らせをいただいていました。そしてその度に私のおっぱいの張りや、赤ちゃんのお口がちゃんと吸えているかを確認してくれました。生後5日目にこちら産後ケアセンターに来たうちの次女はまだまだ飲むのが下手っぴ。飲んでは1、2分で寝てしまいます。山梨赤十字病院退院前に計測した時もおっぱいだけだと両方で4gほどしか飲んでいないので、搾乳して継ぎ足しを行っていました。こちらでも授乳を5分ずつしてみて、それから搾乳を与えていました。深夜からは授乳は行わず、搾乳のみにして、就寝時間を増やしてもらい、病院よりたくさん眠らせてもらいました。助産師さん二人とも、常に笑顔で、ねぎらっていただき、甘えさせていただき…、本当に来てよかったな…。と初日から実感です。

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