産後ケアセンター5泊目(最終)

山梨の笛吹にある産前産後ケアセンターに滞在して5泊目のブログです。ついに最終日となりました。

午前中からおっぱいマッサージと授乳のサポートをしっかりとしていただいて感謝です。

産後ケアセンターの助産師さんからはよく身体を温める重要性を教えていただきました。

「ほら、あたしたちだって、温めているのよ」と、衣類をぺろっとめくって

助産師さんが見せてくれたものは、

・腹巻

・レッグウォーマー

・5本指靴下

でした。身体を温めると血液の循環が良くなり母乳の出もとても良くなります。こちら産前産後ケアセンターではお茶がいつでも飲めるのですが、冷たい飲み物は置かない方針だそうです。あたたかいほうじ茶を母乳後にたくさん摂っていました。

午後、とても嬉しかったのは、直母で50g飲むようになってくれたこと。

そうなると、もう搾乳はしなくて良いそうで、泣いたら母乳を与えるのみだそう!!

バランスのとれた朝定食。据え膳も最終日となります…。

お昼は洋食幕内弁当風でした。揚げ物やナポリタン、ベーコンなど、美味しいものをモリモリいただきます。畑で採れたゴーヤとなすは本日は浅漬けになっていました!

たくさん南の日が入る明るい食堂でご飯をいただきます。最初は「誰にも会いたくないなぁ、食堂行くの面倒臭いなぁ」と思っていたのですが、実際、産後ケアセンターのママさんたちと同席すると、赤ちゃんのお話や自分の身体の話など、やはり産後の共感できる話題が盛りだくさんで、ぺちゃぺちゃ1時間以上はお食事させてもらっていました(笑)

これもストレス発散のひとつだったのかもしれません。

私もそうですけど、産んだ直後の身体の不調や赤ちゃんや授乳のトラブルって、1年も経てばけろっと忘れてしまうもの。

なので、経産婦な方々に話しても、「あ〜そうだったかもね〜忙しすぎてもう忘れちゃったわ」となることが多いのです。こちら産後ケアセンターは産後すぐから4ヶ月までのママさんしか滞在できないので、話もしやすく共感できることもたくさんありました。

中にはこちら産後ケアセンターの食堂で食事をとらずに、部屋食にされていたママさんもいました。喋る時間さえ苦痛…な時もあると思います。絶対に食堂でお食事を!というわけではなさそうでした。

最終日は助産師さんたちに「がんばんなね!」と励まされ、朝からわんわん泣いてしまいました。去年母が亡くなって、里帰りできないという理由で5泊させてもらった山梨の産後ケアセンター。9名ほどの助産師さんたちにお世話になっていたのですが、全員があたたかく、優しく、頼もしい方々でした。なんだか母がたくさんできたような…。こころ強い気持ちを与えてくれ、おっぱいのトラブルも軽減し体力も回復させることができました。

あまりにも嬉しかったのでお手紙まで書いて手渡しました。(笑)

母が亡くなった時、1歳の長女を背負いながら葬式の段取りや相続手続きなどをしていて、涙を十分に流すことができなかった分、なんだか、ここでなら泣いても良いのかな…、甘えていいんだな…。と思えたこと。身体のケアのみならず、心までケアしてくださった助産師さんたちに感謝の気持ちでいっぱいだったのです。

さて。帰ってからは。長女の「スーパーべったり甘えっこ攻撃」とお部屋のお片づけがたんまりと待ち構えておりました。 やはり、産後ケアセンターでじっとりと泣いておいてよかった!(笑)

産後ケアセンターでゆっくり体力を回復させてもらった分、長女のわがままにはとことん付き合わなくてはなと思って、毎日なんとかやっています。

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