山梨赤十字病院で出産を経て、5泊入院を終えたその日に入所した産前産後ケアセンター
経産婦なのに次女さんが全然おっぱいを飲んでくれないというトラブルを抱えての入所です。
3300グラムもある体重が病院ではみるみる減っていき…、退院前日には「前日の体重を超えていないと、あと二日追加で入院しなくては」と言われ、その夜から1回授乳の時間を増やされました。”何か疾患があるのかな”、”なんで減っちゃうんだろう”などと、くよくよ考えていると授乳の間も休まらず、一睡もできないまま、退院当日を迎えました。
授乳回数を1度増やしたおかげで、体重は60g増えていて無事に退院許可がおりました。
赤十字病院を退院後、長女とパパと家で昼食をいただき、すぐに山梨の石和にある産前産後ケアセンターママの里へ向かいます。
センター長からは「顔色が悪いよ、とにかくここではゴーロゴロしていなね」と、
副センター長からは「おっぱいにトラブルがあるのよね、大丈夫だからね。ここの滞在でしっかりケアしていきましょうね」
と、あたたかい言葉をかけられ、個室へ案内してもらいました。
こちら産前産後ケアセンターママの里 は洋室が4部屋、和室が2部屋の6名の産後ママさんが宿泊できる施設です。和室はすでに埋まっていて、私はベッドの洋室に案内されました。
ベッドはマニフレックスのマットレスだったと思います。聞いたところ、ママの身体が少しでも休まるように枕やベッドシーツなどもこだわっているとか。
山梨赤十字病院からすぐに来たので、枕もマットレスも本当に違いがわかりました。(笑)
身体を休めるのに、寝具って重要だなぁ〜と確認できました。
まさかの宿泊に必要な荷物を忘れたという非常事態が発生したので長女と個室で待機しパパさんは車でまた取りに帰ることに。その間の2時間は副センター長から、出産時の事やおっぱいのトラブルなどを詳しく聞かれていました。前回の長女も里帰りしなかったことや、成長ぶりを見て、労いの言葉をたくさん掛けていただきました。「子育て、すごく頑張ってるよ。ここでは甘えていいからね、しっかり休んでいきましょう。」と言われただけで、ブワッと涙が出てきてしまいました。というのも、産後ケアセンターを利用するまでに、「長女を置いていくのはかわいそう」とか「行く必要あるの?」とか、なかなか賛同を得られなかったから。
私が今回産後ケアセンターを出産退院後すぐに利用したかったわけは、
「とにかく産褥の回復を早めて、二人育児をしっかりやっていきたいから」 に尽きました。
前回の産褥期は授乳トラブル3ヶ月、マタニティブルー1ヶ月、会陰切開縫合不全で産後の痛み1ヶ月…。と本当に散々だったのです。
今回の産褥期はパパが長い有給を3週間弱とってくれて、面倒を見てくれますが、退院後すぐ家で産褥期を過ごすとなると、おそらく長女(2歳・イヤイヤ期ど真ん中)のお世話は回避できないのだろうなと思っていました。なので、トラブルの発生しやすい産後すぐに身体を休めておいたほうが後の回復に繋がるだろうなと考えたのです。
長くなるので続きます。